小林秀雄ビギナー

年末に小林秀雄の講演を収録したCDを購入した。



小林秀雄の存在は知っていたが(どんなことをした人なのかは知らなかった)
脳科学者の茂木健一郎が書籍や講演で小林秀雄の講演の良さについて触れていて、
それがきっかけで、この講演のことを知った。
本人の写真の印象では、重厚な声で堅苦しい話をする人かと思っていたが、
どちらかというと甲高い声で重厚な内容を軽快に話す人だ。
その軽快さはとても魅力的で聴いていてとても心地が良い。
おそらく自分はこの人の話している内容の3割ぐらいしか理解できてない。
また、表面的にしか理解できていない。
でも、理解したであろうそれらの断片だけでも、
何かガツンと頭を殴られたような衝撃を受けた。
(どんなところに衝撃を受けたのかは、自分の中で整理をしているところ)
「何か」を忘れた時、「何か」を思い出したい時に度々聴き返したくなる内容だ。


とても良いものに出会ったような気がする。
今発売されているのは全部で7巻。
少しづつそろえていこう。
図書館でも借りられるけど、予約待ちの数が…。